一般的に、猫が熱中症になった場合、すぐに救助されれば後遺症は残りません。ただし、非常に重度の熱中症になり、脳浮腫、心不全、腎不全など神経系に影響を及ぼす症状を呈した場合は別です。その場合、猫はその後の救助後に体力が低下したり、臓器に損傷があったり、さらには神経疾患を患ったりする可能性があります。
熱中症にかかった猫の緊急治療プラン
1. 猫が熱中症の疑いがある場合は、すぐに涼しい場所やエアコンや扇風機のある場所に移動させてください。
2. すぐに洗面器に冷水を用意し、大きめのタオルを濡らして猫の全身を包みます。氷で包んだタオルを猫の頭と首の側面、脇の下、股間の近くに置くこともできます。体温は、39℃以下に下がらなくなるまで、5分ごとに体温計で測定する必要があります。
3. 猫を病院に送って治療を受けさせ、獣医に熱中症の症状を伝えます。病院へ向かう途中、車内の換気を良くし、猫の精神状態と体温を常に観察する必要があります。