猫の動きは犬ほど大きくないので、日常生活の小さなことから健康状態を知る必要があることが多いです。いずれにしても、愛猫の健康状態を把握できるように「観察」と「記録」の習慣を身につけることが大切です!
1. エネルギー不足
猫のエネルギー不足は多くの病気の前兆です。猫の動きが遅く、内向的で、反応が遅い場合は、猫の状態を判断するために他の反応にも注意を払う必要があります。
2. 食欲不振
猫が急に食欲を失ったり、急に食べ物を食べる量が増えたりした場合は、猫の体に何らかの異常があることを示しています。より軽い病気は毛球症で、より重い病気は糖尿病です。
3. 呼吸器系の異常
猫がくしゃみ、咳、呼吸困難などの呼吸器症状を示す場合、鼻や気管支の問題、または風邪が原因である可能性があります。
4. 嘔吐
嘔吐も猫の病気の重要な症状の一つです。飼い主は観察に注意を払う必要があります。嘔吐後、猫の元気や食欲が正常であれば、たいていは毛玉を吐いているだけなので心配はいりません。嘔吐が続く場合は、猫に24時間食事と水を与えず、ラクターゼを与える必要があります。
5. 鼻が乾燥して熱くなる
健康な猫の鼻先は、寝ているときや目覚めたばかりのときを除いて、湿っていて冷たい状態です。猫の鼻が乾燥している場合は、猫の体調が良くないことを意味します。猫の鼻が乾燥しているだけでなく、熱い場合は、猫が熱を持っている可能性があるため、すぐに猫の体温を測る必要があります。
6. 口臭
研究によると、3歳の猫の70%は歯茎の問題を抱えている可能性があります。問題を予防し、早期に治療するために、6か月ごとに猫の口腔を医師に検査してもらいましょう。口臭は、腎不全など口以外の問題の兆候である可能性もあります。
7. よだれ
猫がよだれを垂らす症状が見られるときは、猫の口に注目してください。猫がよだれを垂らす原因としては、異物の摂取、口内炎などが挙げられます。重症の場合は猫白血病の可能性もあります。
8. 尿閉、頻尿、尿失禁
猫、特にオス猫が泌尿器系に問題を抱えた場合、飼い主はすぐに注意を払う必要があります。なぜなら、猫が24時間以上尿を我慢すると、高窒素血症や腎不全、尿毒症を引き起こし、非常に深刻な結果を招くからです。
9. 露出した第三眼瞼
猫が眠っているときにまぶたを開けると、眼球に白い膜の層が付着しているのが見えます。この膜は第三眼瞼と呼ばれます。猫が熱を出したりひどく衰弱したりすると、第三眼瞼が露出します。
10. 足を引きずる
猫が足で地面につくのを怖がったり、足を引きずったりする場合、軽度であれば足に刺し傷がある可能性があり、重度であれば骨折の可能性があります。
11. 活動の変化
覚えておいてください、猫は「年を取った」からといって動きが遅くなるわけではありません。 「老化」は病気ではありません!実際、高齢の猫ではいくつかの問題により活動性が高まることがあります。動きが遅いことは、骨や関節の問題、または全身疾患の兆候である場合があります。
12. 声の変化
特に高齢の猫の場合、鳴き声の変化は痛み、不安、または病気の症状である可能性があります。